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すじ青のりとは

◻︎ すじ青のりとあおさの違いについて

吉野川が育んだ「すじ青のり」は、一般的な「あおさ」とは生態、形状、そして何よりも香りのレベルで一線を画す、非常に希少な高級食材です。

生物学的に見ると、あおさが葉のように扁平な形状であるのに対し、すじ青のりは水質汚染に弱い特性を持ち、徳島県の吉野川や四万十川といった限られた清流でしか育たない、細長い筒状の青藻です。この清らかな環境が生み出す最大の特徴は、一般的なあおさでは得られない格段に高い「香り」。まるで豊かな磯の風味が凝縮されたような芳醇な香気と、奥深い独特の甘みが口いっぱいに広がります。
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流通量の多いあおさと比較し、すじ青のりの生産量は極めて少ないため、その希少性は群を抜いており、この圧倒的な風味こそが、すじ青のりが「青のりの最高峰」として選ばれ、国内外で珍重される所以です。
あおさ あおさ
すじ青のり すじ青のり

◻︎ 等級の主な評価基準

色合い:鮮やかな緑色であることが高評価となります(※色合いと香りは相互関係にあるとされています)。
香 り:特有の強い香りが品質の高さを示します。
異物混入の有無:ゴミや他の海藻が混ざっていないことが重要です。
乾燥状態:適切に乾燥されているかが評価されます。

これらの基準の掛け合わせに基づき、数十種類の等級が決定され、等級ごとに価格が設定されます。最上級等級と下の等級では、5倍以上の価格差になることが実情です。当社では漁師が厳選する、最上級等級のすじ青のりのみを取り扱っております。

栄養成分(100gあたり)
エネルギー:249kcal / 水分:6.5g / タンパク質:29.4g / 脂質:5.2g
炭水化物:41.0g / 灰分:17.8g

◻︎ なぜ吉野川河口のすじ青のりは特別なのか?すじ青のりの栄養と効能

吉野川 は、四国山地を源流とし、約194kmの旅を経て紀伊水道に注ぐ四国最大級の河川です。この長い旅路の中で、吉野川の水は 多様な地質を通過し、豊富なミネラルを吸収 します。その結果、「栄養豊富な水」 となり、河口にたどり着いたときには、すじ青のりの生育に最適な条件が整うのです。

豊富なミネラル:吉野川流域の地質が溶かし出すカルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルが、すじ青のりの風味を引き立てる。

汽水域の奇跡:河口では淡水と海水が混ざり合う「汽水域」 が広がり、すじ青のりに必要な栄養素を豊富に供給。

清らかな水質:吉野川の上流域では、適度なミネラルを含む「おいしい水」として評価されているほどの水質の良さが、すじ青のりの香りと色を際立たせる。
◻︎ なぜ吉野川河口のすじ青のりは特別なのか?すじ青のりの栄養と効能
吉野川で育ったすじ青のり—「香り・色・味」すべてが別格
吉野川の流れが生み出す 栄養豊富な環境、汽水域の絶妙な塩分バランス、そして熟練の漁師たちの技術。この奇跡的な条件が揃うことで、ほかのどの青のりとも違う、圧倒的な香りと旨み を持つ「すじ青のり」が育まれるのです。

〜 ただの青のりではない、特別な出会いをあなたの食卓に。徳島・吉野川産のすじ青のりで、ひと味違う贅沢を。〜

◻︎ すじ青のりに含まれる栄養素について

清流の恵みを凝縮したすじ青のりは、毎日の健康維持を強力にサポートする「天然のマルチサプリメント」です。

驚くべきはその栄養価の高さで、ビタミンA、B群(B1、B2)、C、E、Kをバランス良く含むほか、骨や歯を作るカルシウム、貧血予防に重要な鉄分、体内のミネラルバランスを整えるマグネシウムなど、現代人に不足しがちな必須ミネラルを豊富に含有しています。

特に注目すべきは、腸内環境を整える食物繊維の含有量で、その量はなんとほうれん草の約30倍にも及びます。さらに、青のり特有の成分であるポルフィランや、疲労回復を助けるアミノ酸の一種タウリンも含んでおり、風味の良さだけでなく、機能性食品としても非常に優秀な食材です。清流の生命力をご家族の食卓へお届けします。
すじ青のりに含まれるヨウ素と鉄分、その働きとは

◻︎ すじ青のりを長く美味しく保存する方法

すじ青のりの命である「香り」を最大限に保ち、いつまでも美味しく楽しんでいただくためには、湿気と光を避ける「冷凍保存」が最も最適です。

すじ青のりは湿気を吸いやすく、光に当たると退色して風味が劣化してしまいます。そのため、購入後は必ず密閉できる容器に入れ替え、空気に触れるのを防いでください(※当社パッケージは内側がアルミ加工されておりますので、きっちりと封を閉じて頂ければそのまま冷凍庫での保存で品質が保たれます)。

また、冷凍してもカチカチに凍ることはありませんので、使用する際は凍ったままの青のりを必要な量だけ取り出し、すぐに冷凍庫に戻してください。常温や冷蔵庫での保存も可能ですが、香りの劣化は早まるため、高温多湿や直射日光を避け、早めに使い切ることをお勧めします。
すじ青のりを長持ちさせる保存方法のコツ

◻︎ すじ青のりに関するよくある質問Q&A

Q

吉野川産のすじ青のりが「最高級」と言われる理由は何ですか?

A

吉野川産すじ青のりが「最高級」とされる理由は、その育成環境の厳しさと、そこから生まれる格別な「香りの質」にあります。 すじ青のりは、水質のわずかな変化にも敏感な非常にデリケートな青藻であり、徳島県の吉野川のような清浄で栄養豊富な清流でしか生育できません。この清流がもたらす生命力によって、一般的な青のりにはないエレガントで芳醇な香りと、深い独特の甘みが凝縮されます。
さらに、清流での収穫は限られており、年間を通じての生産量が極めて少ないため、その希少価値が非常に高いことが、国内外で珍重され「青のりの最高峰」と称される所以です。

Q

すじ青のりを「使う前」に、洗ったり戻したりする必要はありますか?

A

吉野川産のすじ青のりは、高度な乾燥・加工工程を経てお届けしておりますので、使う前に水で洗ったり、水に戻したりする必要は一切ございません。
開封後はそのままお味噌汁やスープに入れたり、お好み焼きやたこ焼き、お料理の仕上げに振りかけるだけで、手間なく格別な香りをお楽しみいただけます。

Q

賞味期限が切れた場合、すじ青のりは食べられなくなりますか?

A

すじ青のりは乾燥製品であるため、賞味期限が切れたからといって直ちに安全性に問題が生じるわけではありませんが、品質を最良の状態でお楽しみいただくため、期限内のご使用を強くお勧めいたします。
すじ青のりの最大の価値は「香り」にあります。賞味期限は、この最も重要な芳醇な香りが保たれる目安として設定されています。期限を過ぎると、湿気や光の影響で徐々に香りが飛び、色味が劣化したり風味が落ちたりする可能性が高くなります。 最高の風味を堪能いただくために、冷凍庫での適切な保存を行い、賞味期限内に使い切ることを推奨いたします。

Q

すじ青のりを使った「オリジナルの楽しみ方」として何か提案はありますか?

A

すじ青のりの豊かな香りは、和食の枠を超えて様々な料理のグレードを格段に高めます。
<香りを際立たせるオリジナルの楽しみ方>
1. 「お塩」と混ぜて: 天ぷらやステーキに添える青のり塩。繊細な香りが肉や魚の旨味を深めます。
2. 「チーズ」と合わせて: オムレツやスクランブルエッグに、焼く直前に混ぜ込むことで、和風ではない斬新な磯の香りが生まれます。
3. 「オイル」に溶かして: オリーブオイルに混ぜて青のりオイルを作り、パスタやサラダ、カルパッチョにかけると、香りが弾けるような独創的な一皿になります。
これらのユニークな使い方を通じて、すじ青のりの真価である「格別の香り」を、毎日の食卓で発見してみてください。

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